スエズ運河を終日航海
4月28日(水曜日)スエズ運河通狭、朝5時スエズ抜錨を出港、飛鳥Ⅱが先頭で運河入口に向かう、通航規則では、軍艦、客船、コンテナー船、タンカーの順番で航行するようで、今回の通狭は飛鳥Ⅱが先頭で後ろに、大型客船2隻が続いてスエズ運河に入った。地中海と紅海を結ぶスエズ運河は、1日80隻の船が通過する世界最大の運河です、1989年に完成していると聞き、その偉大な土木技術に驚きを感じながら、風景を楽しみました。両岸には、1Km間隔でエジプトの兵士が銃を持って警戒していて、運河の戦略的な重要性を痛切に感じました。9時頃に、「グレートビター湖」を通過、13時には「レールウェイ橋」、そして、南航船が砂漠の砂の上に船が浮いているように見える、「バラーループ」を通過、残念ながら待機船はコンテナー船1隻でした。エジプト・アラブ共和国から日本政府への援助依頼により建設費の6割を無償援助で、2001年に建設されたスエズ運河架橋、ムバラク平和橋(主橋梁部全長730m、中央径間404mの斜張橋、水面から桁下まで70mで世界最高)を通過、橋の下の水際に鹿島建設の看板があった。ポートサイド通過は、予定より1時間くらい早く地中海へ出た。
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