淡路島と四国を結ぶ大鳴門橋の足下。そこには、世界三大潮流の一つ、激しい潮の流れが滝のように押し寄せる、雄大な鳴門海峡が控えています。大潮の最速時には10.6ノット(約20km/h)にもなり、世界で3番目の速さといわれています。太平洋と瀬戸内海から流れ込む潮流が、ちょうどこの鳴門海峡でぶつかり合ってできるのが「渦潮」です。 うなりをあげるこの渦潮は、自然が織り成す脅威といえ、そのエネルギーの巨大さがうかがえます。鳴門海峡の潮流の速さは世界で3番目といわれていますが、海岸線や海底の地形の影響により、最大時 の直径が約30mともいわれる鳴門海峡の「うずの大きさ」は「世界一」になるといわれています。現在、世界自然遺産登録を目指し、「『鳴門のうず潮』世界自然遺産登録推進協議会」を発足させて活動を行っています。
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