マデイラ諸島は、北大西洋上のマカロネシアに位置するポルトガル領の諸島である。ポルトガルの首都リスボンから見て南西に約1000 kmの北緯32度22分20秒から北緯33度7分50秒、西経16度16分30秒から西経17度16分39秒に位置する。緯度としてはモロッコのカサブランカと同じぐらいである。

Funchal
フンシャル

フンシャルは大西洋のポルトガル領マデイラ諸島の都市。亜熱帯気候に属するが、海上のため1年を通じて温暖な気候であり、降雨は少ない。6月から10月の最高気温は平均23℃~26℃、11月から5月は19℃~22℃である。6月から8月が乾季、9月から5月が雨季といえるが年により降水量は変化する。6月にフンシャル湾が雲で覆われるという現象が見られる。古い年代記によると、最初の植民者たちがフンシャルの地にやってきたとき、甘い香りを放つ野生のハーブ、フェンネが生い茂っていたという。このフェンネルが都市名の由来になったとされる。

 


Elephant tree forest on Madeira Island
世界遺産マデイラ島の照葉樹林

マデイラ島の照葉樹林とは、ポルトガルのマデイラ諸島の主島であるマデイラ島に分布する照葉樹林原生林のことをいう。世界遺産に登録されている。ヨーロッパを包み込んだ第四紀更新世における氷河の影響を辛うじて免れた、アトラト山脈北稜、カナリア諸島のゴメラ島のガラホナイ国立公園を中心とした区域、ラ・パルマ島、テネリフェ島、アソーレス諸島の一部の島々と並び、氷河期以前のヨーロッパにおける植生分布の典型として貴重である。
 

Map of Madeira Island