シャリアピンステーキ

シャリアピンステーキは20世紀最高のバス歌手として活躍したロシアのフィオドル・イワノヴィッチ・シャリアピンの名前から付けられました。日本で生まれた西洋料理です。帝国ホテルに滞在していたシャリアピンが歯のトラブルで十分にものが噛めなかった彼が、シェフに特別料理を注文しました。その時のシェフが現在の飛鳥Ⅱ総料理長西口雅弘の祖父にあたります。肉をたたいて柔らかくし、伸ばした牛肉に塩と胡椒で味を調え、細かく刻んで炒めた玉ねぎを上塗りし、すき焼きイメージで作られます。今日歴史ある料理を戴きました。