平安時代、京都・下鴨神社の荘園として栄えた歴史から、「安芸の小京都」と呼ばれる竹原。
そのシンボルといえるのが、落ち着いた風情を漂わす国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定された町並み保存地区です。
製塩地として飛躍的に発展した江戸時代、豊かな経済力を背景に頼春水・春風・杏坪の兄弟、また、頼山陽ら、多くの優秀な学者を輩出しました。
塩田と町人文化の隆盛が生んだ重厚な家々は、今日まで往時の姿を伝えています。


たけはら街並み保存地区写真集

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竹原竹原

町並み保存地区の代表的な商家「松阪邸」

こちらは江戸時代に塩田経営や廻船業、醸造などで財を築いた豪商の住宅。塩田経営者は「浜旦那」と呼ばれ、当時はそれぞれが競うように豪華な家を建てたそうです。うぐいす色の漆喰壁に乗る屋根は、よく見ると波打っています。
「古い建物だから歪んだんでしょ、と勘違いする人もいますが、これは宮大工が匠の技でつくったもの。
 

町並みの中でも独特の建築意匠

唐破風の屋根や庇、出格子など、堂々とした構えが印象的で、室内も清楚で風雅なたたずまいを見せています。江戸時代末期、文政の頃に建てられ、明治12年に改築されたもので、往時には、製塩業や醸造業など手広く商いをしていたといいます。
うぐいす色の漆喰壁に乗る屋根は、よく見ると波打っています。
 

竹原竹原
竹原格子竹原格子

ハート形の竹原格子

「幸せのハート」型の格子、「これは猪目という伝統的な日本の紋様」と説明してもらった。町並み保存地区の町家ではそれぞれが格子の意匠にこだわっていて、切り絵のような羽目板や紋様付きの横格子など、変化に富んだデザインを見ることができます。
 


竹鶴酒造

古くから酒造りを営み、「小笹屋」の屋号で知られる竹鶴酒造は、ニッカウヰスキーの創業者で、「日本のウイスキーの父」と呼ばれる竹鶴政孝の生家でもあります。竹鶴政孝のウイスキーにかけた情熱と人生は、NHK連続テレビ小説「マッサン」のモデルにもなりました。
 

竹鶴酒造竹鶴酒造
銅像銅像

竹鶴政孝とリタ夫人の銅像

NHK連続テレビ小説「マッサン」の主人公のモデルになったことで、いつまでも功績を忘れないよう二人の銅像を建立する機運が高まっていた。除幕された像は立ち姿の左隣に椅子に腰を掛けるリタ夫人で歴史民俗資料館横広場に据えられた。
 


晋明閣・西方寺

 

西方寺本堂横の高台に位置する普明閣は、1758年の建築。西方寺の地に妙法寺があった頃の本尊である、木造十一面観音立像(県重要文化財)を祀っています。方三間宝形造、本瓦葺の二重屋根、舞台作りとなっており、京都の清水寺を模して建立されました。建立年代としては新しいものですが、特異な屋根形式と優れた細部意匠を持ちます。町のどこからでも望むことができ、竹原市の景観の中心となる重要な建築です。
 

西方寺西方寺

地蔵堂地蔵堂

地蔵堂

胡堂と共に塩田業が盛んだった頃、上市・下市と呼ばれていた地区の守り神として祭られていました。近代の街づくりにおける境界神として胡堂と共に貴重な史跡のひとつでもあります。慶長7年に下市村の火災により建物は消失しました。現在の建物は昭和2年建てられたものです。
 


竹原の街並み竹原の街並み
竹原の街並み竹原の街並み
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