小豆島の観光地の中でも人気の高い「エンジェルロード」。ロマンティックな名前の通り、天使が願いを叶えてくれるといわれている開運スポットなんです。引き潮のときだけ海の中から現れるというのも神秘的。瀬戸内海の穏やかな自然に抱かれながら、幸せを願いに出かけてみませんか。
エンジェルロード写真集
写真の上でクリックすると拡大表示します。
満潮時のエンジェルロード
こちらは江戸時代に塩田経営や廻船業、醸造などで財を築いた豪商の住宅。塩田経営者は「浜旦那」と呼ばれ、当時はそれぞれが競うように豪華な家を建てたそうです。うぐいす色の漆喰壁に乗る屋根は、よく見ると波打っています。
「古い建物だから歪んだんでしょ、と勘違いする人もいますが、これは宮大工が匠の技でつくったもの。
満潮時の海岸線
満潮時には、天使の道は水没します。南側にある小さな島を“弁天島”といい、そこから砂浜で繋がった4つの島を総称して“余島”と呼びます。この連なる4つの島へは、1日2回の引き潮の時だけあらわれる砂浜の道を歩いて渡るのですが、姿を見せては消える不思議な場所として、いつからか「エンジェルロード」と呼ばれるようになりました。
干潮時海岸線
エンジェルロードで手をつないだカップルは幸せになれるという噂がクチコミで広がり、願いを書いた絵馬や貝殻を中余島の木々などに残していく人も増えています。最近では、鈴木亜美さん主演のドラマTBS愛の劇場ラブレターの中で「秘密の島」として登場するなど、メディアで取り上げられる機会も多くなりロケ地を一目見ようと訪れる観光客もたくさんいらっしゃいます。
弁天島の地蔵と絵馬や願いを書いた貝
願いを書いた絵馬や貝をエンジェルロードを渡って地蔵の付近の木々に沢山取り付けられていました。案内所では、貝殻の形をした可愛い絵馬が販売されています。これに願いを書き、展望台などにある絵馬掛所に吊すのだそう。記念になるものがほしいという多くのリクエストを受けて、「天使の御守」付きの絵馬も2017年夏から登場。
天使の散歩道入口
天使のベンチ
庄戸島の絵手紙石
蛭子神社
約束の丘展望台
猫のお出迎え
