下蒲刈島は、三之瀬、下島、大地蔵の3集落があり、古くは伊予水軍の多賀谷氏が進出し、天神鼻に丸谷城を築いたことで知られ、のちの広島藩が海駅として三之瀬を整備して海本陣・茶屋などを置いた。港には石造りの雁木が残り、瀬戸内の港町らしさが残る三之瀬。参勤交代の西国大名をはじめ、琉球、朝鮮、オランダの使節も江戸等への往路復路とも蒲刈島に立ち寄っていたという。
三之瀬地区写真集
写真の上でクリックすると拡大表示します。
松濤園の展示品
松濤園の陶磁器館
陶磁器館の建物は、18世紀末頃に建てられた宮島の町屋旧吉田邸を移築しもの。館内では、初期伊万里、古九谷、柿右衛門、鍋島など陶磁器が見学できます。