飯田市の元善光寺

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善光寺を開いた本多善光公の出生地

推古天皇十年に信州麻績の里(現在の飯田市座光寺)の住人、本多善光卿が難波の堀から一光三尊の御本尊様をおむかえしたのが元善光寺の起元で、その後皇極天皇元年にその御本尊様は現在の長野市へ遷座され、できたお寺が善光卿の名をとって「善光寺」と名付けられました。それから飯田の方の当山は勅命によって、木彫りで同じ御尊像が残され「元善光寺」と呼ばれるようになりましたが、仏勅によって「毎月半ば十五日間は必ずこの麻績の古里に帰りきて衆生を化益せん」というご誓願を残されたとのことで、長野の善光寺と飯田の元善光寺と両方にお詣りしなければ片詣りと昔から云われるゆえんであります

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長野善光寺の元の寺。善光寺のご本尊が最初に置かれた所で、本多善光公の誕生地。善光寺だけでは片詣り。内陣参拝、お戒壇めぐりも無料。堂内でのおもしろ法話(無料)は大好評。有料なのは宝物殿のみで木彫釈迦涅槃像、雪舟作「寒山拾得」、いざりの絵馬、ごはんをシャリと言うようになったもとのお釈迦様の骨、50円葉書の語源になった木の葉に書かれたインドの古代文字等、貴重な面白い古いもの約80点陳列されています。

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アクセス

JR飯田線元善光寺駅から7分、中央道飯田及び松川インターより車で18分、飯田市街地より12分。国道153号より200m。無料駐車場あり。 (バス:12台、乗用車:100台)           

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「毎月半ば十五日間は必ずこの麻績の古里に帰りきて衆生を化益せん」。仏勅といわれる言葉が残されているように、長野の善光寺と飯田の元善光寺の双方をお参りしなくては片参りとなる所以がこれにある(団体の参拝者には希望で法話をきくことが可能)。
 「ぼけ」の花と帽子を組み合わせ「ぼけぼうし」といったオリジナルのお守りが人気。秋は菊人形展( 10月 ~ 11月 )が開かれ、大勢の参拝者で賑わう。

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