モロッコ王国、通称モロッコは、北アフリカ北西部のマグリブに位置する立憲君主制国家。東にアルジェリアと、南にサハラ・アラブ民主共和国と、北にスペインの飛び地セウタ、メリリャに接し、西は大西洋に、北は地中海に面している。首都はラバト。


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Heritage Rabat
世界遺産ラバト

アフリカにあるモロッコ王国の首都。ラバトとは「城壁都市」の意味である。町は大西洋に面し、ブー・レグレグ川の河口にある。ラバト・サレ・ケニトラ地方の州都。川の向こう側にベッドタウンであるサレが広がり、ラバトの南には大西洋に面しタメラがある。これらの都市を合わせた都市圏人口は180万人に達する。
 
 
 

Old Town of Marrakesh
世界遺産マラケシュ旧市街

マラケシュはモロッコ中央部、サハラ砂漠西方に位置する都市で、マラケシュ自体は旧市街と新市街に分けられます。旧市街はイスラム支配下時代から続くもので、新市街はフランス人によって造られたものです。旧市街は1985年、世界遺産に登録されました。ジャマエルフナ広場は、400m四方の広場には多くの屋台がひしめき合い、大道芸人がこぞって芸を披露しています。人々は活気にあふれており、この空間は「ジャマエルフナ広場の文化空間」として無形文化遺産に登録されています。
 

Fes Old Town
世界遺産フェズ旧市街

フェズ旧市街はモロッコにあり、「フェス」とも呼ばれます。旧市街は2.2㎞×1.2㎞の城壁に囲まれており、複雑な街並みから「世界一の迷宮都市」とも呼ばれています。1981年、世界遺産に登録されました。外敵の侵入を防ぐために街並みが複雑になったといい、坂や路地、階段が入り組んで、車が入ることができない場所が多く見られます。そのため、今でも物流の手段としてロバやラバが使われています。

 

 
 

Volbilus Ancient ruins
世界遺産ヴォルビリスの古代遺跡


 
ヴォルビリスの古代遺跡はモロッコにあるモザイクに彩られたローマ時代の古代遺跡です。オルフェウスの家はモザイクの保存状態がよく、ギリシャの吟遊詩人オルフェウスの神話のモザイク画となっています。ガリエヌス帝の浴場は、低温、高温、冷温の3室のサウナ施設でした。オリーブ圧縮工場があるその背景には紀元前1世紀ごろにベルベル人の部族がカルタゴの都市の上に築いたこの町が古くからオリーブの産地だったことにあります。 

Ait Ben Haddou settlement
世界遺産アイット・ベン・ハドゥの集落


 
アイト・ベン・ハドゥの集落は、モロッコ中部のアトラス山脈山中、ワルザザートの街近郊にある集落遺跡で、ベルベル人が造った要塞型の村です。この地はかつて隊商都市として栄えていました。しかし部族間抗争や盗賊などの略奪から自分たちを守るため、ベルベル人はカスバ(砦、城砦という意味)という建造物を建てました。
 
 

Historic City of Meknes
世界遺産古都メクネス

古都メクネスは、モロッコの首都ラバトから東に130km、フェズの西60kmの平野に位置する都市です。1666年現在につながる王朝が樹立し、最初の都が築かれた場所でした。気候が温暖で水に恵まれたこの土地には、もともとベルベル人が町を築いていましたが、国王ムーレイ・イスマイルが大改造をはかりました。17世紀後半、ムーレイ・イスマイルは当時強大な力を持っていたヨーロッパ諸国と国交を結び、メクネスをフランスのベルサイユのような町にしたいと考えていました。
 


 

Hassan II Mosque
ハッサン2世モスク

モロッコ最大のモスク。高さ200mのミナレットがそびえ立つ。前国王ハッサン2世の発案で、1986年から8年かけて建造された。内部には2万5000人、敷地には8万人が一度に礼拝できる。
 

Marrakech stork
マラケシュのコウノトリ

コウノトリは、コウノトリ目コウノトリ科に属する鳥類の一種である。マラケシュには野生のコウノトリがたくさんいるらしく、屋根に巣を作っているのもよくみかける。青空に大きく羽ばたくコウノトリは壮観でした。
 

Place Mohammed V 
モハメッド5世広場

モロッコがフランスに統治されていた時代の首都であった経緯から、いまだに官庁施設が首都のラバトではなく、カサブランカに有る。 噴水の周りには、ものすごい数のハトが戯れています。
 
 

Merzouga large sand dune
メズルーガの大砂丘


 
アフリカ大陸北部にあり、世界で二番目のサハラ砂漠。そしてサハラ砂漠の中で最も美しいと言われているメルズーガ大砂丘。砂漠の中にあるホテルの目の前が赤く染まった大砂丘です。ホテルの前からラクダに乗って大砂丘まで行って朝日を見ることができます。
 

Atlas Mountains
アトラス山脈


 
アトラス山脈は、アフリカ北西部、モロッコからチュニジアにかけて東西に伸びる褶曲山脈である。名称はギリシア神話の巨神アトラスにちなんでいる。西側が最も高く、東に行くにつれ低くなる。長さは2,400km。
 
 

Todra Gorge
トドラ渓谷

トドラ渓谷とは、ティネリールから15キロ北にある渓谷の事で、有名なロッククライミングのスポットだ。 カスバ街道のほぼ中間にあるティネリールの町から山の方へ進むと所々にカスバや小さな村などがあり、さらに車を進めるとまさにモロッコのグランドキャニオンとも呼べるトドラ渓谷が現れる。高い岩山の下には2つのホテルがあり、ヨーロッパのロッククライマーたちが高い岩壁を登っている姿も見れる。
 


Holy city of Moulay Idris
聖都ムーレイ・イドリス

モロッコ北部の町。8世紀末、アッバース朝に追われたムーレイ・イドリス1世が同国初のイスラム王朝であるイドリス朝を開いた地として知られる。丘の上のホルムとよばれるイスラム教徒の聖域には、ムーレイ・イドリス1世の霊廟がある。毎夏の聖者祭には多くの巡礼者が訪れる。
 

Map of Morocco